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はっじめまして!!!じぇりたんです!!(?
てーふかな?とにかくよろしくなの!!
じぇりの正体は秘密なのでみんなばらしちゃだめだよ!!!
こーっそりそり(??
「……ここはどこ……?」
呟いた声は、誰にも届かず、ただ虚空へと吸い込まれた。
私は目を開けようとするが血で滲んで周りが上手く見えない。全身は凍るように冷たく、右腕は…存在しなかった。
重たい左腕を持ち上げ、不器用に目をこする。
再び目を開いたとき、そこに広がっていたのは終わりのない光の世界だった。
空は眩しいほどに白みがかり、影という影を見つけることはできない。地面には草が生い茂っていたが、それらもまた青さを失い、昼の白光に照らされて半ば焼けただれているようにも見えた。この世界には、闇がなかった。どこにも、彼女がかつて生きた国の戦場にあったあの黒々とした死の静寂は存在しない。しかし、そこは一周回って、天国というより地獄と呼ぶべき場所であった。
「私は生きちゃったのかな…死んじゃったのかな」
あぁ、これは泡沫の夢かな。そう思いながらもここに来る前のサクリは立ち上がろうと試みるが、ふらつく体は簡単には言うことを聞かない。
右肩に視線をやると、見慣れたものが一つだけあった。それは、戦場で共にあった武器――魔力を撃つための銃だった。彼女の右腕には、未だそれを握りしめた感覚が残っているように錯覚させるほどだ。しかし、そこに右手はもうなく、銃だけが左腕に重くかかっていた。
そんなとき、ぼんやりとした記憶が蘇る。あの終わりのない戦場での日々が、まるで傷口を抉るようにして脳裏をよぎった。
私は一国の観測手であった。多くの戦友とともに敵を殺し、情報を伝達してきた。あまりこういう場所は好きになれないな、と感じる私だが、私はその場所で毎日例外なく戦場を走った。戦いばかりの日々で、仲間が次々と倒れるその現実に耐えられるほど強いわけじゃない。いつかは、みんなで後方に下がってのんびりしたいなと、そんな夢を見たりすることはあったが、それでも我慢強いのが私の唯一の取り柄だから、そう簡単に諦めようとは思わなかった……。
『サクリ、敵兵が来るわ、小隊規模。一応心して』
あの時も、☓☓☓☓が隣にいてくれた。それがどれだけ救いだったか、今なら痛いほどわかる。彼女は信じられないくらい優しくて、強くて、いつもこの一個隊を引っ張っていく、本当に凄い存在だった。自分が負傷したって、私達を守るために力を尽くしてくれる。初めて観測手に任命されて戦地に立ったとき、怯えていた私を彼女が抱きしめてくれた時の温もりを、今でも忘れられない。
そんな彼女が私をかばって負傷した時、罪悪感で胸が締め付けられる思いだった。だが、次第に私は強くなり、守ってもらうだけの存在から支える側になりつつあった。重たくてまともに撃てなかった魔導銃も今では手足のように使えるし、仲間も信頼してくれている。それもこれも、☓☓☓☓が支えてくれたからだ。
彼女への感謝は尽きない。だからこそ、時々余暇の時間にケーキを買って、彼女を訪ねるのが習慣だった……
* * *
その日も、小隊は進軍の指令を受け、険しい地帯を飛行していた。洗練された兵士は魔法により空を飛ぶことができる。空をさざめく風の中、遠方に敵兵の影が拡大投影された。彼らは特務仕様の兵士を先頭に立て、その後方に援護兵が陣を組んでいた。一点突破するつもりだ、そう考えた私は長引くとまずいと最初の判断を下した。小隊規模の敵と勝つなど雑作もないが命を惜しまない者の決死の特攻はいささか対処が難しい。
「さあ来るわよ!!皆交戦開始!!」
サクリは魔導銃を手に取り、息を詰める。味方は各々の位置につき、取り囲むように接近する。
「何があっても、ここは守りきらなければならない」
そう胸に誓った。目の前には、帝国の補給線が通る。もし補給が断たれれば、戦線の崩壊は避けられないだろう。
隊員たちは、それぞれ魔力を前方に押し出し、守備壁を展開する。サクリは着弾式の魔力を打ち出し、敵の進軍を遅らせようとした。だが、敵兵の最前列にいた男が突如、腰に装備していた機械に手をかけた瞬間――異様な光が発せられた。
「何……!?」
その光はまるで魔力を吸い取るかのように、一気に膨張し、前線にいた隊員たちを次々と薙ぎ倒していった。
「逃げろ!」「これはまずい!」「……ぁぁ、くそ!」
叫びと悲鳴があちこちで飛び交い、味方は次々に倒れていく。瞬く間に補給線は断たれ、私のいた前線は壊滅的な打撃を受けていた。魔力を無効化する新兵器……。
そして決意した。味方が敗れるのは時間の問題だ。ここで戦い続ければ、死ぬしかない。
「☓☓☓☓……私たち、もう……」
一瞬、彼女を振り返る。彼女もその深い瞳でサクリを見つめ返し、そして、静かに頷いた。
「……逃げよう、二人で。」
傷だらけの体を引きずるように、二人は茂みへと駆け出した。周りでは次々に仲間が倒れ、敵兵の魔法が唸りを上げる。サクリは走った。だが次の瞬間、敵の無差別攻撃により、空も大地も血に染まっていく。私も☓☓☓☓も、無事では済まなかった。
「……っ!!」
片腕が吹き飛んだ。痛みと同時に、視界が霞む。倒れ込んだサクリを、☓☓☓☓が支え、力強く抱きかかえていた。
「☓☓☓☓、まだ……あなたなら……」
私は震える声で呟いた、背中が刳られているが致命傷ではない、まだ治せば…そう思っての言葉だったが、そんなの無視して私を治癒している。
止血を行い終わった時、彼女は涙を流してこう言った。
「……ごめんね、サクリ。……あなただけでも逃げて、生きて……」
彼女の言葉が耳に届いたのが最後だった。魔力を纏わせ、何かを唱えながら、彼女はサクリを逃がそうとする。その優しい声が、意識を失うまでの間、私の胸を締め付けて離さなかった。
「こんなところで……死ぬわけには……」
己を奮い立たせ、私は立ち上がった。体はまだ重く、朦朧とするが、進まなければならない。彼女を救おうとした仲間を見捨てた自分がここで立ち止まることは許されないのだ。
私が世界の歪さに戸惑いながらも歩を進め始めたのは、しばらくしてからだった。光の森の中で、時折動物のような影が木々の間を駆け抜け、異様な唸り声がこだまする。この世界に何が潜んでいるのかも分からぬまま、彼女はいつ襲われてもいいように、左手で銃を握りしめていた。そんなときだった。
「おーい!何してるの!こんなとこ危ないよ!!」
どこか無邪気な声が突然耳に届き、サクリははっとして振り向いた。そこにいたのは、サクリとそう変わらぬ年頃の少女だった。整えられた美しい長髪に、磨き上げられた剣を腰にぶら下げている。その少女――コリウス・ヴィルレートは、サクリのボロボロの姿を見て驚きの表情を浮かべた。
「……どこの人か知らないけど、ずいぶんひどい目に遭ったんだね」
サクリは返答に困りながらも、ふっと肩の力を抜いた。彼女にこんなに真っ直ぐな言葉をかけられるのは、どれくらいぶりだろう。帝国では、観測手として、兵士としての役割が彼女の全てだった。戦争に命を捧げ、仲間と共に過ごし、命令に従うだけの日々。それでも戦いをくぐり抜けた戦友は、その短い余暇の時間をめいいっぱい楽しく生きていた。その時間だけ女の子だった。でも、☓☓☓☓だけは少し違った。次の任務でみんなを死なせないためにずっと、ずっと作戦を練っていた、時に図書館に籠もって知識を蓄える。私は呆れながらもそんな☓☓☓☓を不思議と支えようと努力した、毎回余暇をそんなことで費やしていた。
なぜかこの少女――コリウスにも同じ気持ちを。ただ、目の前にいる自分を助けようとする目をしている。気が和んでしまう。
「……ここはどこなの?」
サクリはかすれた声で問いかけた。
「ん、ここ?、ここはね、世界の中でも特に明るいカスール・サラって呼ばれる地域だよ。もーっ、だいたいこんな格好で歩く場所じゃないんだよ〜!ここは!」
コリウスは自信満々に言い放ちながら、サクリに手を差し出した。逞しいようで、どこか気のいいその仕草に、自分の胸がほんの少しだけ温まるのを感じた。
***
目を覚ますと、天蓋のついた豪奢なベッドに横たわっていることに気づいた。辺りには見慣れない高価な調度品が並び、窓の外からは柔らかな光が差し込んでいる。自分が元いた戦場のことを思うと、この世界がどこか夢のように思えた。
ふと扉が開き、見知らぬ少女が部屋に入ってきた。私の動きに気づくと、少女はにこりと微笑んだ。
「おっはよ!サクリっ!よく眠れた?」
彼女こそ、この館の主であるヴィルレート家の令嬢――コリウスだった。彼女は、あの後私の傷が癒えるまで自分の邸宅で過ごしていいと快く私を受け入れてくれた。私は身体を起こし、ぎこちなくうなずいた。
「……うん、ありがとう。でも、こんなに立派な部屋で寝かされるなんて、少し戸惑っちゃうな、」
「えーっ、そんなに遠慮しないで良いんだよ?ここは私の家だし、サクリは私の客人よ?」
私は色々戸惑っていてぶっちゃけそんなの無理だよ… と言いたいくらいでいたがコリウスはそんなこと気にせずに
「そろそろ朝ご飯だよ〜!ささっ部屋に案内するね!」
そう言って私を連れ出した。
邸宅での2日目の日、この世界で初めての朝ご飯はとっても豪華で…
「それにしても……あなたはどうしてそんな物騒な……銃?を」
サクリは自嘲気味に笑みを浮かべる。
「ええっと……あの……」
なぜか言葉が詰まってしまう、どうしてか何も伝えることが出来なかった。したくなかったと言うべきか。
「……何にも言えないや。」
「いいよいいよ、それにしても、大変な旅をしてきたんだ。ん〜じゃ!そうだ!!今から私がここを案内してあげるね。この館、かなり広いんだよ!」
コリウスはサクリの手を取ると、部屋を出て廊下を歩き出した。
二人は廊下を歩きながら、館の様々な部屋を見て回る。どこか温かい装飾や調度品を見せられながら、私は次第に自分がいる場所が、これまでの地獄とは全く違う世界だと実感していった。
「ここは図書室でね、歴史書や魔法に関する本が揃ってるの。サクリ、魔法が得意なんでしょう?」と、コリウスが軽やかに問いかける。
「うん、でもね、私、は…誰かを殺す魔法の使い方ばっかりで……」サクリは、少し視線を伏せるようにして答えた。
コリウスの顔に驚きが浮かぶ。
「……殺す、あなたみたいな人なら、何か良かれと思ってしたことだよね、でも、無事で良かった…」
「……ごめん、わかんない…わかんないや……」
サクリは、今までの自分の思いに疑問を抱き、右腕の残った痛みを感じながら微笑を浮かべた。コリウスもそのことに気づき、少し表情を曇らせた。
「その……あの腕を失った時、どういう気持ちだったの?」
「どう、というか……あまり覚えてない、ただ、目の前で戦友が次々に倒れて、どうにか生き延びようと必死で……」サクリは、心の奥底から湧き上がる悲しみと呪われたような罪悪感を抑え込むように言葉を飲み込んだ。
コリウスはふと自分の胸元に手をやり、思案するように目を細めた。
「私はこんなに平和で過ごしてきたから、想像もできない。でも、サクリがどんなに辛かったか、少しだけわかる気がする」
コリウスは少し考えた後、すぐ明るい笑顔でこう言った。
「そろそろ戻ろっか!!」
しばらくして、二人は邸宅の広い庭園に出た。咲き乱れる花々が風に揺れている。サクリはこの風景に心が和むのを感じながらも、ふと口を開いた。
「……ここは平和だね。私がいた世界は、あんな風景とは全く違って……いつも薄暗くて、血の匂いがしてた、毎日、今日が最期かもしれないと思って過ごしていた、から…こうして平和な場所にいるのが不思議で」
コリウスは私の肩に手を置いて、優しく言った。
「サクリ、大丈夫よ。ここにいる間は、そんなことは忘れてしまっていいの」
「……ありがとう、コリウス。でも、私はいつか元の世界に戻らなければいけない。私を助けてくれた人が居るから、今度は私が…」
コリウスは少し考え込んだ後、決意したようにサクリを見つめる。
「ねえ、サクリ。もし、あなたが戻るときが来たら、私も一緒に行ってもいい?」
サクリは驚いた表情でコリウスを見つめる。
「……どうして?」
「わからない。けれど、あなたの生き様に触れるたび、私ももっと強くなりたいって思うようになったの。私も、広い世界を見てみたい」
サクリはふっと微笑んだ。
「……ありがとう。私、この世界を何も知らないから、色々、教えてほしいな…」
「もっちろん!」
コリウスは目を輝かせて答えた。その無邪気で強い意志に、サクリもまた、新しい希望の灯が心にともるのを感じた。
なんて小説を書き始めている((
ファンタジックで素敵!!これからどんな展開が繰り広げられていくのか楽しみ!!
続きまた見せてね!!🤩🤩
じゃあ誰か言ってみましょう!!ね?!!
ポポメさんだ~!!🌠🌠
ふっはっはー!!
それは間違いでなくもなくもなくもなのだあああ!!!!(((
www
うむ。😕😕
わかるの?!!!
うんwww
うぬ、わかるな((
なんとなーくわかる気が。😉😉😉😉
登録感謝~~~!!🙏🙏🙏🙏
こーっそりそり(??
じゃあ誰か言ってみましょう!!ね?!!
うむ。😕😕
わかるの?!!!
うぬ、わかるな((
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登録感謝~~~!!🙏🙏🙏🙏